こんばんわ、矢印です。
DMM GAMEから「ミストトレインガールズ~霧の世界の車窓から~」のアプリ版がリリースされました!
今回は「ミストレ」のゲーム紹介、全コンテンツ解放まで遊んでみた感想などをまとめていきます!
ミストレはどんなゲーム?
「ミストトレインガールズ【霧の世界の車窓から】」は元々ブラウザゲームでサービスされており、1周年を迎える直前でアプリ版がリリースされました。
タイトルからどんなゲームか推測しにくいゲームですが、普通のバトルRPGです。
ミストレの物語
「幻霧」と呼ばれる霧に覆われた世界。その霧はミストモンスターを生み出し人々を襲った。
プレイヤーは霧に隠された駅を巡り5つの巨大樹に眠る守り人を解放し世界を救うため「特鉄隊」を指揮する車掌となり、世界を巡る。
ミストレの戦闘システム
ミストレの戦闘システムはコマンド入力式のターンバトルとなっています。
5人パーティでそれぞれのキャラの行動を「攻撃」「スキル」「スペシャルスキル」から選ぶだけ。操作自体は単純ですがパーティ編成の際に選択する「陣形」によって戦力が変化したり、複数のキャラが同じタイプの行動をした際に確率で発生する「コネクト」といった要素できちんと戦略性もあります。
また、進行速度も「等倍」の他「2倍速」と「3倍速」があり快適。さらに今流行りの「オート周回機能」も最初から実装されています。
寝てるバディントンを起こすと解除。よく考えてるなぁ・・・
ミストレのガチャシステム
キャラや武器などがごちゃ混ぜの「闇鍋ガチャ」が当たり前になりつつありますが、ミストレのガチャから排出されるのはキャラのみ。
演出はトレインにちなんで列車がトンネルを抜ける演出です。周りのキラキラが金ならSR以上、虹ならSSRが確定します。
たまにカットイン演出がありますが、こちらも虹色のカットインが入ればSSRが確定します。まるでパチンコのようですね。
排出率は最高ランクのSSRが3%と、渋くも緩くもないスタンダード。1ミストジュエル1円、3,000ジュエルの10連は3,000円と価格も普通ですね。
ミストレの育成システム
ミストレの育成システムは独特な点が何点かあるので、順に説明します。
「ベース」と「レイヤー」
まずはキャラの仕様説明から。
多くのソシャゲで使われる手法ですが、ミストレでもキャラは「キャラ名【2つ名】」で表示されます。これをミストレの場合は「ベース【レイヤー】」と呼びます。ガチャから排出されるのは「レイヤー」の方ですね。
この「2つ名が違う同一キャラ」は同時に編成できないなどの制限がつくものの育成は完全に別というのがソシャゲ界の常識。
しかしミストレでは「ベース」と「レイヤー」を別々に育成するシステムで、「ベース」の能力は同じキャラの全ての「レイヤー(2つ名)」のステータスに反映されます。
「ベース」の強化ではステータスが直接上昇、そして「レイヤー」はベースのステータスに対する「倍率」がステータスとなります。
ちょっとわかりにくいですか?ではこちらを見てください。
これは「クインズウェイ」というキャラの「ベース」のステータスです。「物攻」の値は190となっています。
次に、これがクインズウェイの「品行方正な騎士学生」という「レイヤー(Aランク)」のステータス画像。このレイヤーの物攻は「111%」で、先ほどのベースステータスである「190」に反映されて「252」となりました。
そしてこれが同じキャラの別レイヤー(Sランク)である「騎士の誇りにかけて」で、物攻は「127%」なので「301」となりました。
このように共通である「ベース」とそれぞれステータスやスキルの異なる「レイヤー」をそれぞれ強化するのがミストレの育成システムとなっています。
経験値システム
ソシャゲのキャラの育成(レベルアップ)は専用の強化素材を消費(合成)して行うのが一般的。
しかしミストレはここも独特で、クエストでベースが得た「経験値」をレイヤーに振り分けるシステムとなっています。
先ほどの例で言えば、クインズウェイを出撃させて得た経験値は強化画面から「品行方正な騎士学生」と「騎士の誇りにかけて」のどちらの強化にも使えるということ。しかし当然他のキャラのレイヤーには使えません。
そのため育成したいキャラは必ずクエストに連れて行く必要があります。
ベースのステータスは戦闘終了後に確率で上昇する(SaGaと同じシステム)他、素材を使って強化する方法があります。
その他の育成要素
他にも友好度に似たシステムの「思い出ランク(素材で強化)」や、ガチャで既出のレイヤーを引いた際に排出された場合に貰える「ギア(欠片のようなもの)」を使った「ギアレベル(いわゆる限界突破(凸)」のシステムなど、なかなか幅の広い育成システムとなっています。
その他の要素
ブラウザゲームから始まったミストレは、アプリ版も最初からコンテンツが充実しています。
クエスト系コンテンツ
常設クエストとしてメインクエストやイベントクエスト以外のクエストが多数あります。
クエスト名 | 内容 | 報酬など |
討伐任務 | 強敵に挑むクエスト階層を増すごとに難易度が上がる | 討伐勲章(交換所で武器やギア等と交換) |
試練の塔 | エンドコンテンツ系。最上階を目指す。月1でリセット | 塔ガチャチケット(専用ガチャ) |
舞踏演武 | 10WAVEのロングクエスト。難易度はそこそこ。 | 連撃勲章(交換所で武器やギア等と交換) |
これらは主に「キャラ強化素材」と「武器」を獲得するためのコンテンツです。
その他のコンテンツ
その他に「車掌室」としていくつかのコンテンツがあります。
派遣任務・・・よくある「時間経過で報酬が貰える系」の要素。素材獲得が多い印象だが、ミストレでは派遣したキャラが経験値を得ることができる。
自主練・・・こちらもよくある放置系の育成要素。自主練をさせたキャラが一定時間経過ごとに「ギア」を獲得できる。自主練を行うにはゴールドや素材でマナをチャージ(時間経過で減少)する必要がある。
カジノ・・・「ポーカー」「ルーレット」「ミストランナー(競馬)」で遊べる。増やしたカジノコインは交換所で様々なアイテムと交換可能。
中でもカジノの「ミストランナー」は競馬ゲームさながらの出来で、ドラクエのカジノ然り本編そっちのけでハマる人もいるのではないでしょうか。
ミストレのここが良い!
ミストレを全コンテンツ解放まで遊んでみて「ここが良かった!」という点について紹介します。
戦闘の「こういうので良いんだよ」感
飽和状態が続くソシャゲ界で、新作ゲームはオリジナリティ追及のために戦闘や育成に独自のシステムを盛り込んでいきどんどん複雑化しています。
そんな中でミストレの戦闘は王道RPGの「ドラクエ」や旧時代の「FF」を思わせるシンプルな戦闘となっています。多様化が必要なのはもちろんですが、本来ソシャゲは手軽に遊べるゲームであるべきで、ミストレは「こういうので良いんだよ」というバランスですね。
圧倒的サクサク
バトルに3倍速やオート周回が実装されていることでサクサクと進めることができます。
デフォルメの可愛いキャラたちがちょこちょこ動く戦闘画面は見ていて飽きません。
育成システムの奥深さ
先に紹介したようにミストレの大きな特徴がキャラの育成システム。
レベル上げるだけで終わり、あとはガチャ被りを狙って課金のゲームが多い中、ミストレは多彩な要素でキャラを育成できるので楽しみが深いです。
実際全コンテンツ解放まで遊んだ段階でSSR3体とSR2体をほぼレベルMAXまで育成できましたが、現在開催されているイベント6段階の難易度のうち2つ目までしかクリアできないほどに育成は奥深いようです。
キャラが可愛い!!
このゲーム最大の良き点は何と言ってもこれですね。
可愛くて個性的なキャラ達がたくさん登場するゲームは、それだけで楽しいと思える人も多いのではないでしょうか。ちなみに私の推しはカールスルーエです。
ミストレのここがイマイチ・・・
全てが良いゲームはそうそうありません。続いてはミストレを遊んでみてイマイチだなと感じた点について。
コンテンツが多すぎる
クエスト系だけでもメイン合わせて5種類と多めのミストレは、デイリーでやるべきことが非常に多いです。
ソシャゲにあまり時間を割けない方はやり込みが難しいかもしれません。
また、カジノなど本編と関係ないコンテンツでも、交換できるアイテムが非常に有用なものが多いためやらざるを得ず、純粋にバトルゲームを楽しみたい方にはストレスになるでしょう。
アプリが重い、バックグラウンドですぐ切れる
ミストレはアプリの容量が大きくゲーム開始までのロード時間も長めです。さらに一旦他のアプリを開くとバックグラウンドですぐ閉じてしまうようで、また最初の画面に戻ってしまいます。
気にしない人は気にしないでしょうが、私のようにいくつかのゲームを掛け持ちする人には地味にストレスになるかもしれません。
ミストレはこんな人におすすめ
可愛いキャラが好きな人。ハーレム系が好きな人。
1つのゲームに時間を割ける人。
様々なコンテンツを楽しめる人
まとめ!
今回は新作ゲーム「ミストトレインガールズ~霧の世界の車窓から~」のゲーム内容についてまとめました。
本当はリリース当日にまとめたかったのですが、思ったよりコンテンツが多く時間がかかってしまった・・・
総評としては文句なしの良ゲームです。育成システムさえ理解してしまえば難しいゲームではないので、気になっている人は是非プレイしてみることをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。