こんばんわ、矢印です。
スクエニからあの人気ラノベ&アニメ「魔法科高校の劣等生」がソシャゲ化しました!その名も「リローデッド・メモリ(リロメモ)」!!
魔法科高校の劣等生とは?
冒頭で書いたように「魔法科高校の劣等生リローデッド・メモリ」はアニメ原作のソシャゲです。ライトノベルから始まり、漫画やアニメなど幅広くメディアミックスされた人気作ですね。
その名の通り学園モノで、魔法が実在する世界でその養成学校を舞台とした物語。特別な事情で不出来な魔法師である主人公「司馬達也」と優秀な妹で名家の跡継ぎである「司馬深雪」を取り巻く複雑な人間模様や主人公たちの葛藤を描くヒューマンドラマがメインの物語のようです。
リロメモのシステム
戦闘システム
リロメモの戦闘は基本的にオート戦闘で、「魔法」の発動のみ手動で行います。(オートも有り)
最近のソシャゲに多いお手軽戦闘ですが、リロメモでは戦闘そのものに戦略性というものがほぼありません。
特徴的な点としては敵味方ともに攻撃対象が決められており、原則的に左端の相手しか攻撃できません。そのためパーティ編成の際にもスタイル(ロール)やステータスによって並び順が勝手に入れ替わる独特な使用となっています。
スタイルは「タンク」「アタッカー」「サポート」の3種類で、一応自由に編成はできるもののそれぞれ1体ずつ編成するのが良しとされているようです。
また、キャラや魔法には属性に当たる「カラータイプ」が「RED」「BLUE」「YELLOW」「GREEN」があり、それぞれ得意属性や苦手属性でダメージが増減します。
パーティ編成ではユニットに「アシストカード」を装備させることでステータスを強化できます。FGOの概念礼装とほぼ同じシステムで、リロメモではこのアシストカードも登場人物となっており、装備させるユニットとアシストカードが同一キャラだと相性が良いそうです。
育成システム
戦闘ではこれといった特徴がないリロメモですが、育成システムにも特にユニークな要素はないようです。
育成要素は主に「レベリング」「RANK」「魔法・パッシブレベル(スキルレベル)」「グレード(限凸)」の4種類。
スキルレベルの上限はユニットレベル、ユニットレベルの上限がプレイヤーランクとなっているタイプなので、リセマラなどで強キャラを揃えても序盤から無双は難しいタイプのゲームです。
「RANK」だけ少し独特なシステムで、素材を使って段階ごとにユニットを強化していき6段階強化でRANKが1上がる仕組みです。ディープインサニティアサイラムでも似たシステムがあったので、プレイしたことがある方はわかりやすいと思います。
ガチャシステム
リロメモのガチャはユニットとアシストカードの混在ガチャです。
ガチャ演出は「深雪」→「アンジェリーナ(星3以上?)」→「達也(星4確定)」のステップアップ式。個人的にはかなり好きなタイプですが、フルで見ると結構長い上にスキップしても初獲得キャラは演出が入るのでテンポは悪いです。
排出率は最高レアの星4が5%(ユニット3%アシストカード2%)と若干緩めで、お値段は10連で3,000円と普通ですね。
排出されたときにキャラなのかアシストカードなのかがぱっと見でわかりづらいのだけが難点です。
リセマラは必要?
リロメモではチュートリアル後に引き直し可能10連ガチャ(星4ユニット1枠確定)が引けますが、1番人気の「司馬達也」だけ排出率が低いのか出ないこと出ないこと・・・
ゲーム開始からガチャ到達までは5分程度と短めですが、引き直しで達也を引くのに苦戦した後に配布石で目当てキャラを狙うことになるので、結果的に1周の時間はかなり長めとなります。
私も「引き直し達也+配布で星4を2体(タンクとサポート)」を狙いましたが、そこまでガチると開始前に心が折れそうになったのでロールだけは妥協しました。まぁタンクなしで始めて結構苦労したのですが・・・
リロメモはストーリークエストやミッション達成で掘れる石がかなり多めのゲームなので、リセマラはそこそこにして開始してしまっても良いと思います。
まとめ:色々イマイチなゲーム・・・
いつもなら新作ゲームの紹介では「良い点」と「イマイチな点」でまとめるのですが、残念ながらリロメモについては「良い点」として特筆する部分が見当たりませんでした。
強いて言えば「面倒なことがない」という点ですかね。ソシャゲ飽和時代の今は他との差別化でシステムが複雑化の一途ですが、リロメモでは複雑な点がまったくありません。そういった意味では「原作好きだけどソシャゲはあまりやったことがない」という人でも楽しめる内容になっていると思います。
原作未視聴でも楽しめるか問題は、ゲーム内で原作を追体験できるので全く問題ありません。むしろこのゲームをやって原作に興味を持つ方もいると思います。
とはいえ全体的にコンテンツが非常に少ない上に、単純にゲームとしての面白さはほぼ皆無、というかかなり物足りないというのが正直な感想です。
キャラゲーの要素が強いので原作ファンやキャラデザが好きな方以外はあまり楽しめないかもしれません。
とは言ってもまだサービス開始直後なので、素材が良いだけに今後のアプデ次第ではどう化けるかわからないのも事実。これからに期待したいソシャゲですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。