こんばんわ、矢印です。
「サンボーンジャパン」より、完全新作となる「ニューラルクラウド」がリリースされました!
今回は新作ニューラルクラウドを一通りプレイしてみた感想をレビューします!
ニューラルクラウドはどんなゲーム?
本作はちょっと先の未来(2060年くらい)を舞台に、「ニューラルクラウド計画」のテスト失敗によって仮想空間に散り散りになってしまった「メンタル人形(キャラ)」たちが現実へ戻る方法を探す物語。
仮想空間にはいくつかのサーバーに分かれており、探索の妨害をしてくる「浄化者(セキュリティみたいなやつ)」と戦いながら進んでいきます。
正式タイトルが「ドールズフロントライン:ニューラルクラウド」となっており、ドールズフロントラインとは世界観を共にしているのは間違いなさそうですが、今のところ繋がりは判明していません。
ニューラルクラウドのゲームシステム
本作のシステムについて解説と感想をまとめます。
クエストシステム
ニューラルクラウドの最大の特徴がクエストの仕様で、ほとんどがチャート式で進めて行く仕様となっています。
スタート地点から行き先を選択することで、戦闘の階数を少なくしたり、「関数」と呼ばれるバフのようなものを獲得や強化させることが可能。
丸っきり斬新とは言えないシステムですが、選ぶルートによっては推奨よりも低い戦力でも突破できたり、より戦略性の高いゲームとなっています。
ただし初回は全て手動で行わないといけない点や、チャートがそこそこ長いため1つのクエスト攻略にかかる時間がかなり長い点などは、苦手な人も結構多いのではないかと思います。
難易度もそこそこ高めなので、道中のチャートを適当に選んでいたら最後のボス戦で完全に詰んでしまうなんてことも。
「関数」も非常に面白いシステムである反面、種類の多さや効果がイマイチわかりづらいこともあって使いこなすにはかなりの慣れが必要です。
戦闘システム
ニューラルクラウドはスタメン5体と控え3体の最大8体でパーティを編成します。
戦闘は基本的にオートですが、キャラには「ガード」「シューター」「ファイター」「ユニーク」「メディック」と5種類のロールがあり、マップの形状や敵の種類に応じた編成が攻略のポイントとなります。
また、オート戦闘でも各キャラの必殺技のみ手動で発動させる必要があります。
他にも戦闘中に使える支援コマンドの「機動戦略」を設定したり、事前の編成が勝敗のほとんどを決めるゲーム性となっています。
ただ、戦闘自体は2倍速でサクサク進むものの、戦局がどう動いているのかはちょっと分かりづらいのが難点。戦闘に負けても10回まではリトライが可能ですが、最初のうちはどこが悪かったのか、どこを改善すべきなのかは戦闘を見ていてもわからないことが多いです。
育成システム
ニューラルクラウドの育成システムは多岐に渡りながらも非常にシンプル。
メインとなるのは限凸とレベリング、レベル上限を上げる「潜在能力突破」の3つです。
潜在能力突破には素材が必要で、素材獲得クエストを解放していくにはストーリーを進める必要がありますが、ここのバランスがなかなか絶妙。その時点で最強まで上げればなんとか次の突破素材が取れるところまでストーリーを進められるような調整となっています。
そして特筆すべきは限凸(メンタル拡張)のシステム。通常は同一キャラのガチャ被りで行うことが多いシステムですが、本作では既出キャラがガチャで排出された際は全員一律同じ素材(メンタルキット)に変換されます。
そして限凸素材である「メンタルの欠片」はメンタルキットを使って交換が可能。つまりどのキャラも引き損なしで、貯まった素材で好きなキャラを優先して育成することができるのです!
ソシャゲ飽和時代の現在はキャラの育成難易度を上げて課金煽りするゲームが多い中、育成するキャラを完全に自分の意思で選べるのは嬉しいですね。特にニューラルクラウドは可愛いキャラが多いので、問答無用で自分の推しを育成できるこのシステムは最高です!!
育成について気になったのは、レベル上げ素材が全然足りないこと。ちゃんと素材クエストが実装されてはいるものの、スタミナ消費が激しい上に本作はスタミナがかなり貴重なタイプなので、スタミナ課金をする覚悟がなければただのレベリングにしても結構時間がかかります。
他にもプレゼントで上げることができる「親密度」や、クエストで獲得できる「算法(バフ)」の装備、素材を使った「スキルレベル上げ」があります。
ガチャシステム
ガチャ詳細 | |
10連の価格 | 約1,500円 |
排出率 | 最高レア(☆3)3.60% |
天井 | 180回(☆3確定) |
ニューラルクラウドのガチャはキャラのみ。なんと10連が破格の1,500円と非常にお求めやすい価格となっています!
最高レアの排出率も3.6%とちょっと高めなので、目当てのキャラはかなり引きやすいゲームですね。
育成の項目で説明した通り限凸に同じキャラを引く必要がないため、全体的な育成難易度はかなり低いゲームとなっています。
その他の要素
ニューラルクラウドには他にも箱庭的要素があります。
家具コインで買った家具で人形たちの「宿舎」を彩るこのシステム。ソシャゲでも結構見る箱庭づくりですが、私はどうも苦手。どうぶつの森などが好きな方には嬉しいですよね。
他にも「オアシス」と呼ばれる人形たちが住む町には時間経過で素材を獲得できる建築物を置けたり、
工場では素材を使って別の素材を作ったりすることもできます。
こういったサブ要素にあふれるニューラルクラウドですが・・・なぜかギルドシステムとPvPがありません!!
ギルドやPvPはキャラ強化(=ゲームを続けること)の最大のモチベーション要素のはず。他にもエンドコンテンツ的な要素もなさそうなので、恒常のコンテンツを遊び尽くしてしまった後に何をしたらいいかわからなくなりそうですね・・・
まとめ:総評
新作ゲーム「ニューラルクラウド」について感想を交えてサラッと解説しました。
全部の項目でちょっと残念な点を挙げてしまいましたが、ここまで20時間程度は結構楽しんでプレイできました。
特に気に入った点はキャラデザインと見せ方。基本的には等身でリアルに描かれるキャラたちですが、戦闘ではデフォルメされたキャラがチョコチョコ動くのがとても可愛らしいです。
要所要所で遊び手を選ぶ仕様もありますが、是非1度プレイしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。